体内の酸性中和を目的に、時々クエン酸を飲んでいます。
でもふと精製されたもの飲んでるのよくないかも?と思い、代わりになるものを探すついでに、当たり前のように受け入れている酸性アルカリ性を調べてみました☺️
あちこちに体内の酸性化が体に悪い、アルカリ性食品を摂りましょうという情報がごろごろ転がっています。
ですが、2022年の12月の記事でアルカリ性食品が体に良いというのは科学的に根拠はないというものを見つけました。
その記事を元に深掘りました💡
1890年頃、スイスのバーゼル大学の学者であるグスタフ・フォン・ブンゲさんが食品を酸性とアルカリ性に分ける考え方を提唱しました。
お肉に硫黄が含まれることから体内で硫酸が作ると考えられ、そのためにアルカリ食品を摂らなくてはいけない!という考えだったようです。
その考えは広く受け入れられ、当時ミネラル全般でも過大解釈されたそうです。
現在、日本の栄養学ではなくなった考えです。
この酸性とアルカリ性の分け方、まず対象となる食品を燃やします。そして灰を水に溶かしてpHを測るというものです。(灰を使ってミネラルの測定をしています。)
よく体に入ったらアルカリ性になるから酸性なんだけどアルカリ性って言われているものも、実際に体の中に入ったところを測定してるわけじゃないんですね🤔
どのミネラルが含まれるかで決定されるようです。
酸性は塩素、リン、硫黄など
アルカリ性はナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど
のミネラルが含まれているそうです。
アルカリ性のナトリウムと聞くとアルカリ性も取りすぎはダメそうだなって感じますね🤔
体の酸性化した状態をアシドーシス、アルカリ化した状態をアルカローシスと言ってどちらも良くないようです。
当然と言えば当然なのですが、体にはpHを調節する機能が備わっています。
血中の酸性アルカリ性は主に腎臓が調節してくれているようです。
他にも急激にpHが変わったときに対処してくれる機能もあります。
見つけた記事では、灰を使って試験管の中で酸性アルカリ性を判断しているのはナンセンスだし、人間には恒常性(pHの調整機能)があり、1日数度の食事の酸性アルカリ性は体内に影響し続けないといった旨が述べられていました。
しかし当然腎臓の働きが悪くなれば体は酸性に傾きます。
それに私は腎臓が処理に手間取るほど酸性食品を摂取すれば酸性に傾くと思います。
またがん対策研究所というHPでこんな記載がありました。
食事の酸性度スコアが高いほど循環器疾患、心疾患の死亡リスクが高まる研究結果が出ている、スウェーデンや韓国でも循環器疾患の死亡リスクの高さが報告されているとのことでした。
酸性に傾いた食事で死亡リスクが高まる理由はまだ判明していないそうです。
まだエビデンスは十分ではないが、野菜・果物・豆類を積極的に摂ることが健康寿命を延ばすことに繋がると締められていました。
科学的根拠はないという記事の方も締めは何よりバランスの良い食事を心がけることが大切とのことでした。
結局は健康的な食生活が健康を生むんですね😌
酸性だからこれ食べられない、アルカリだからこれ食べなくちゃいけないと考えるよりも、健康のためにこれを摂ろうかな、これを控えようかなのほうがやりやすかもしれませんね。
とりあえず私はクエン酸の代わりはレモン水かなと考えています🥰
0 件のコメント:
コメントを投稿