解糖系、クエン酸回路のお話をしたのでそれに関わるミトコンドリアのお話もします☺️
YouTubeでミトコンドリアの活性化の動画を見ると、ミトコンドリアと酸素、赤筋と白筋の話がでてきます。
白筋は短距離走や筋トレ等に使う瞬発的な運動のための筋肉で、酸素を使わないでエネルギー消費するから乳酸を発生するとよく説明されています。
ここを前回の話と繋げると、白筋に使うエネルギー生産に解糖系だけを使っているってことですね💡
解糖系でエネルギーを産生する際にできるピルビン酸は酸素がないと乳酸に変わってしまいます。
赤筋は持続的な運動である散歩や呼吸、姿勢維持などで使われている筋肉です。酸素を必要とします。
前回の話から考えると、酸素があることでピルビン酸がアセチルCoAに変わりクエン酸回路が回ってミトコンドリアからエネルギーが生み出される流れです。
でもこれって糖分からでしたよね🤔
YouTubeだとなんで突然脂肪をエネルギーに変えるって言うんでしょうか?
脂肪がエネルギーの備蓄だっていうのは皆さん知っていると思います。
ですが、もうちょっと詳しく教えてよ😣ってなりません?私なります笑
私たちの憎き脂肪は科学名ではトリアシルグリセロールというそうです。
エネルギーにするのに、これを3つ(トリ)の脂肪酸(アシル)とグリセロールに分けて使います。
膵臓のリパーゼという酵素が分解してくれます。
この脂肪酸、これがβ酸化(脂肪酸の代謝)でアセチルCoAになります。そうするとクエン酸回路が回りはじめます。
残ったグリセロールは解糖系に入ります。赤筋は酸素を使った運動なのでピルビン酸はきちんとアセチルCoAに変わります。
脂肪がミトコンドリアでエネルギーになりました🥳
ここがYouTubeで端折られている部分ですね🤣
YouTubeで発信している先生方は空腹がミトコンドリアを活性化させる!と言いますよね。
血中に糖分があるうちは勿論、糖分を優先して使います。
空腹であればミトコンドリアは脂肪をエネルギーとして使い始めるわけです。
おそらく糖分ばかり摂っていると解糖系ばかりが優位に働いてしまい、ミトコンドリアが動くクエン酸回路でエネルギーがあまり産生されないということなんでしょうね。
つまりミトコンドリアが不活性。
だから空腹にして強制的に脂肪からクエン酸回路を回してミトコンドリアからエネルギーを作れ!ってことですね!
前回と今回なかなか面倒くさい話でした🤣
でも私なんとなくでも理由?理論?が分かっていると納得して行動できるタイプです。
お腹が空いたらミトコンドリアがエネルギー作ってる!って思って、せめて10秒は耐えたいと思います笑
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